2006年08月11日
A3チャンピオンズカップ2006-08-08大会感想
ACL(アジアチャンピオンズリーグ)において、
西アジアの強豪クラブの後塵をここ数年拝し続けてきた
東アジアのクラブの競技力向上を図る意味で創設された本大会、
A3チャンピオンズ杯
(日本、韓国、中国の3カ国からリーグ戦王者、
開催国からカップ戦王者を加えた4チームの総当りリーグ戦方式、
1回目は日本開催、優勝は鹿島アントラーズ、
2回目は韓国開催、3回目は中国開催、それぞれ韓国のチームが優勝)
も4回目を迎え、
今年は1順して、日本開催となり、
日本から昨年のJリーグ王者ガンバ大阪、
ナビスコ杯カップウィナーのジェフ千葉、
韓国からは蔚山現代(ウルサンヒュンダイ)、
中国からは大連実徳(ダーリェンシダ)、
の4チームっが参加。
大会は緒戦、
ジェフ千葉が蔚山現代を圧倒、スコアでこそ韓国代表FWイ・チョンス(李天秀)のPK失敗もあっての3-2という最少得失点差の勝利ですが、
内容はジェフが攻守において完全に蔚山を上回っての圧勝、
特に両チーム無得点だった後半はジェフの得点機のオンパレードだった。
韓国のチームに走り勝って、玉際で勝って、結果でも勝ったという完勝だった。
ガンバ大阪対大連実徳はガンバが早々に3点とって、
後半大連が根性を見せ2点を取って追い上げるもそのままタイムアップ。
2戦目は、
ガンバが蔚山に衝撃的な6-0という屈辱的な敗戦を喫し、
特に後半から登場したイ・チョンス1人に宮本らゴール前のDF3人がワンフェイクで置き去りにされ、プロ2度目のハットトリックを献上した不甲斐無い敗戦だった。
ジェフは大連に2度のリードを許しながら同点に追いついての引き分け。
しかし一人少なくなった大連を攻めきれなかったのが後に響いた。
最終戦は、日本の2チームの直接対決が優勝の行方を握っていた。
ジェフが勝てば文句無しの優勝、ガンバが勝てば蔚山も勝つと、得失点差の関係上、
蔚山の優勝がほぼ確実。
そして結果は、蔚山が大連に4-0の圧勝。
ガンバは意地を見せジェフに2-0の辛勝。
ジェフは度重なるチャンスでのシュート失敗とキャプテン阿部選手のPK失敗が響いた。
よって大会結果は
蔚山現代(韓国)の優勝、これで初回を除き、韓国のクラブチームが3回連続のA3チャンピオンとなった。
本大会を見ての感想は、
ガンバ・・・もっと走れ、もっと動け、DFラインをもっと上げろ、
J全体の悪い癖ですが、ミドルの驚異がないせいか引いたDFラインの前のスペース(所謂バイタルエリア)の相手選手にプレッシャーをかけない、これをサボらずにチェックする。
攻め方をもっと工夫して変化をつけろ。ボールの受け手はもっと耐えずに動いてスペースを作れ、これだと悪い時の日本代表と変わらない。
史上最高と言われたタレント揃いのブラジルでも動かなければいくらテクニックがあろうが必死に頑張ったロートル揃いのフランスに完封されるのは2006ドイツW杯で判りきった事。
現代サッカーでは動かずに勝とうなど不可能なこと。
ジェフ・・・方向性は間違っていない、ただ、チャンスで外しすぎ、もっと落ち着いて余裕をもて。
蔚山・・・走力と確かな技術によるスピーディーでシンプルな攻め、そして前線3人のポジションチェンジと両サイドの攻め上がりと中盤の底からのミドルシュートが素晴らしかった。
大連・・・強さ、高さと縦への力はあったが、単純なミスが多々見られ、個人技も頼りなかった。中国の育成人は未だにサッカーを理解していないのだろうか?どうも未だに高い奴速い奴体格の良い奴を集めれば勝てると思っているような気がする。
個人的に注文をつけたいのは、阿部選手と遠藤選手。
今大会3戦連発6得点で得点王&MVPで1人別格に見えた、
(今回のW杯で1得点を決めまた準優勝のフランスと引き分けたりして自信をつけたのもあったでしょうね)
イ・チョンス選手を持ってしてもリーガエスパニョーラ(スペイン一部)のレアル・ソシエダに移籍した際はまったく通用しなかった。
そんなイ・チョンス選手に比べてだいぶ見劣りのした、日本代表候補達、特に
阿部勇樹選手は日本代表を嘱望されている選手ですが、
大事な一戦でPKを取られるスライディングで判断力、
PK失敗で精神面で足りない点が見られ、
更なるレベルアップが望まれる。
そしてガンバの心臓でW杯日本代表の遠藤保仁選手、
PKの名手とも言われる彼が、最後の試合で去年のナビスコ杯決勝ジェフ戦のPK戦でのPK失敗と同じはずし方をした。
今のような相手GKが先に動くように誘ってから蹴るような蹴り方だと、
読みではなくボールが蹴られてから飛ぶ反応タイプだと通用しないから、
遠藤選手はPKのバリエーションを増やした方がよいでしょう。
ガンバもジェフも今回主力を温存したターンオーバー制で挑んだが、
結果は一歩タイトルに届かなかった。
が、こういった海外のチームとの交流戦は、
普段のJでは味わえない楽しさがあります、
また普段見れない国外のアジアのクラブのサッカーが見られるので、
スケジュールに余裕があればどんどんやってほしいですね。
それにしても、
ガンバは今回の大会でちょっとしたJにおけるヒール役になった感がありますね(笑)。
新生日本代表オシムジャパンの緒戦対トリニダード・トバゴ戦が水曜日にあったのですが、
見逃してしまいましたので結果だけですが、三都主の2得点、駒野のアシストと古井戸の水がだいぶ頑張ったようですね、新しい井戸の水はこれからでしょうね。
投稿者 shiun : 20:15 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月12日
2006年春J1J2の移籍情報移籍ニュースまとめ
テレビニュースでJリーグのオフシーズンの動きが全くわからないので、
J1の移籍情報をまとめて見ました。
鹿島アントラーズ
FW 佐々木竜太(茨城・鹿島学園高)
MF 大道広幸
DF 内田篤人
FW 鈴木隆行→レッドスター(セルビア・モンテネグロ)
MF 熊谷浩二→引退、スカウトに
DF 根本裕一(1昨季仙台に期限付き移籍 昨季は大分にレンタル、今季大分に完全移籍)
ジェフ千葉
MF ネボイシャ・クルプニコビッチ(アルミニア・ビーレフェルト、セルビア・モンテネグロ出身、元ガンバ大阪所属のクルプニ)
FW 青木孝太(滋賀・野洲高)
MF 安里光司(沖縄・那覇西)
DF 川上典洋(大社高)
FW 熊谷智哉 (秋田商業高)
FW 加藤韻(中京高)
MF 伊藤淳嗣(明治大)
DF 田中淳也 (同志社大)
大宮アルディージャ
GK 江角浩司(27 大分)
MF 佐伯直哉(28 神戸)
FW 森田浩史(27 新潟 昨年は新潟からレンタル)
浦和レッズ
MF 小野伸二(フェイエノールト)
FW ワシントン(30 東京ヴェルディ1969)
DF 相馬崇人(24 東京ヴェルディ1969)
FW 黒部光昭(27 京都、期限付き1年 昨年はセレッソ大阪にレンタル移籍)
DF 坂本和哉(大分・大津)
FW マリッチ→退団
主力が既にJ屈指で、さらに
若手の細貝萌、赤星、横山、エスクデロが良いレッズはチェルシーのようにターンオーバーできる戦力を揃えてきましたね。
そういえば退団のマリッチはどこへ行くのでしょう?結構良い選手で顔も良かったのですが。
FC東京
GK 柴崎貴広(23 J2横浜FC)
DF 徳永悠平(22 早稲田大 アテネ五輪代表)
FW 小澤竜己(青森山田)
DF 松尾直人(26 神戸)
MF 伊野波雅彦(20 阪南大学 ユニバーシアード・イズミル大会 優勝)
GK 近藤健一(22)が九州リーグのV・ファーレン長崎へ
DF 尾亦弘友希(22)→J2湘南に完全移籍
横浜Fマリノス
FW マルケス(名古屋→アトレチコ・ミネイロ、ブラジル)
MF 平野孝(31 東京V)
FW 吉田孝行(大分 元横浜)
FW ハーフナー・マイク(横浜ユース)
FW グラウ→退団
川崎フロンターレ
DF 井川祐輔(名古屋)
DF 米山篤志(東京V)
MF マルコン(アトレチコ・パラナエンセ ブラジル1部)
MF 茂原岳人(広島)
DF 相馬直樹→引退
ヴァンフォーレ甲府
DF・MF 鶴見智美(清水)
MF ビジュ(鳥栖 ブラジル)
DF 森田真吾(水戸)
DF・MF 林健太郎(東京V)
アルビレックス新潟
DF 永田充(柏)
MF 宮沢克行(FC東京)
MF シルビーニョ(仙台)
FW 矢野貴章(柏)
DF・FW アンデルソン・リマ→退団
DF 高橋直樹(29)→引退
清水エスパルス
GK 西部洋平(25 浦和から期限付き移籍中を完全移籍で獲得)
MF 藤本淳吾(筑波大)
GK 武田洋平(大分・大津)
FW 崔兌旭(チェ・テウク 韓国代表)→退団
MF 澤登正朗→引退
ジュビロ磐田
MF ファブリシオ(コリンチャンス ブラジル1部)
MF 森野 徹(市立船橋高 2005 岡山国体 千葉県選抜 (優勝)
)
MF 犬塚 友輔(静岡産業大学)
名古屋グランパス
FW 玉田圭司(柏レイソル)
GK 高嵜 理貴(大分)
マレク・スピラール(クラブ・ブルージュ ベルギー)
京都サンガ
DF 児玉新(G大阪)
FW 林丈統(千葉)
ほか高卒1人、大卒1人、トップチームを他クラブより5人程度少ない28選手で編成する。
ガンバ大阪
FW マグノアウベス(30 大分)
FW 播戸竜二(26 ヴィッセル神戸)
MF 明神智和(27 柏レイソル)
DF 手島和希(26 京都パープルサンガ 1年期限付き移籍)
DF 加地亮(26 FC東京)
FW アラウージョ→クルゼイロ(ブラジル1部)
FW 大黒将志→グルノーブル(フランス2部)
FW 吉原宏太(27)→退団
FW 松浪正信→引退
約7億円、アラウ、大黒が抜けてどうなるかと思いましたが、ガンバも良い補強しましたね。
セレッソ大阪
DF・MF 山田卓也(31 東京V)
FW ジャパ(19、ブラジル出身)
MF アンドレ(19、ブラジル出身)
MF 宮原裕司(25、J2鳥栖から期限付き移籍、7月まで延長)
FW 森島康仁(滝川第二)
MF ファビーニョ(25)→退団 オファーのあるサントスなど数クラブを移籍先に絞り、詰めの交渉を行っている。
サンフレッチェ広島
GK 木寺浩一(33 新潟)
FW ウェズレイ(ESバイーア(ブラジル) 元名古屋)
FW田村祐基(20)、MF高萩洋次郎(19)、DF森脇良太(19)→JFL愛媛FCへ1年間期限付き移籍
大分トリニータ
FW オズマール(25 モレリア/メキシコ 元パルメイラス 2004年サントアンドレイ在籍時にシャムスカ監督の下エースストライカーとして活躍)
Osmar Aparecido De Azevedo (オズマール アパレシード デ アゼベード)
DF 上本大海(23 昨年磐田から期限付き移籍 今季完全移籍)
DF 根本裕一(昨年仙台から期限付き移籍 今季完全移籍)
FW 山崎雅人(昨年横浜FMから期限付き移籍 今季完全移籍)
GK 下川誠吾(川崎 元C大阪)
MF 増田忠俊(柏)
FW 市原大嗣(大分・大津)
GK 高嵜理貴→名古屋
MF 小森田友明→神戸に期限付き移籍
アビスパ福岡
MF 布部陽功(32 C大阪)
MF 久藤清一(31 C大阪)
DF 金古聖司(25 鹿島 昨年神戸にレンタル 期限付き移籍)
GK 岩丸史也(24 神戸 昨年草津にレンタル 期限付き移籍)
MF 本田真吾(大分・大津)
J2
サガン鳥栖
MF 尹晶煥(32 全北現代、元セレッソのユン・ジョンファン)
DF 金裕晋(22 釜山より期限付き)
FW 栫大嗣(鹿児島実業)
東京ヴェルディ
DF 萩村滋則(29 京都)
MF 藤田泰成(23 FC東京)
柏レイソル
FW 北嶋秀朗(27 清水、元柏)
DF 岡山一成(27 川崎 1年間の期限付き移籍)
MF 瀬戸春樹(27 千葉 1年間の期限付き移籍)
DF 大河原亮(18 群馬・前橋商高)
FW 長谷川悠(18 千葉・流通経大柏高)
DF薩川了洋(33)MF増田忠俊(31)FW安永聡太郎(29)ら6選手と来季の契約を更新しないと発表
ヴィッセル神戸
MF 柴垣勇輝(滝川第二)
MF 豊満貴之(鹿児島実業)
ザスパ草津
DF 尾本敬(21 横浜M)
横浜FC
MF 渡辺光輝(31 G大阪)
MF 鄭容台(27 名古屋 昨年は川崎へ期限付き移籍)
MF 太田宏介(麻布大渕野辺)
ベガルタ仙台
FW ボルジェス(25 ブラジル)
DF 左山晋平(広島観音)
DF 三田光(24 昨年新潟から期限付き移籍)→新潟に復帰
湘南ベルマーレ
DF 尾亦弘友希(22 FC東京)
徳島ヴォルティス
MF 金尚佑(柳ケ浦)
モンテディオ山形
FW 坂井将吾(四日市中央工業)
ほかJ's GOAL
投稿者 shiun : 08:19 | コメント (1612) | トラックバック
2005年11月13日
初めての1シーズン制J1の優勝争いを占う
J1が初めて1シーズン制となった記念すべき今シーズンも
いよいよ残り4試合となり、大詰めを迎えた訳ですが、
ここで優勝争いの行方を占ってみようと思います。
優勝は
ずばりガンバ大阪
希望込みで。
根拠はと言いますと、
まず大抵1失点はするものの、
シジクレイ選手の高さ、宮本選手のカバー・DFコントロール、
山口選手・実吉選手のハードマーク、
素晴らしい反応を見せるコンサドーレ札幌から移籍してきたGK藤ヶ谷選手
らからなる守備が堅い。
さらに遠藤選手、橋本選手、二川選手を中心とした中盤の守備力、構成力は申し分なく、
極めつけは破壊力抜群の前線トライアングルの存在、
中盤の組み立てから一人でゴールを陥れることも可能な
アラウージョ選手にフェルナンジーニョ選手、
ポジショニング抜群で思いっきりの良い日本人トップスコアラー大黒選手。
チームとして見てもゲームプラン、
守り方攻め方がはっきりしていて、形が出来上がっている。
では、不安はないかと言うと二つある。
まず、先日ナビスコカップ決勝でジェフ市原・千葉に敗れ、
J1創設時10あるJ1チームのうちで、
唯一のノンタイトルホルダーとなったガンバの選手達は、
目前に来たタイトルへのプレッシャーが気になる。
二つ目は大黒選手の明らかなスランプ。
ここ数試合ノーゴールが続き、ゴールチャンスはある物の、
ゴール前キーパーとの1対1でもいい時の落ち着きが見られず、
焦りが見受けられる。
また、想いっきりの良さは相変わらずだが、
メンタル面では良い時のよさがなりを潜めている、
自信の喪失ぎみ、後ろ向きさが見られる、
昨日の浦和レッズ戦のプレー振り、
特に最後の1点リードロスタイム、
カウンター時にレッズDFと1対1の場面で、
突破でもなく、体でキープする訳でもなく、
後ろから上がってきたアラウージョ選手の
前方に投げやりともとれるような
緩い横パスを出した場面では特に表れていた。
ではライバルはどうだ、
勝ち点と残りの対戦相手をみると
鹿島アントラーズとセレッソ大阪に絞られた感がある。
鹿島は最近引き分けが多く、チーム全体のバイオリズムが
下降線を辿っていると個人的に思いますし、
セレッソは破壊力に欠け、勢いで勝ち続けてきているが、
得失点差がガンバと比べると心許ない。
ジェフは連戦の疲れが心配で相手が厳しい、
レッズはガンバ戦敗戦のショックにチーム状態が気になる、と
結局上位チームはどこも厳しいことに変わりはない。
ともあれ大黒選手の復調、
そして優勝へのプレッシャーを跳ね除けられれば、
ガンバが初のそして大きな大きなタイトルを掲げることに
なるのは間違いないでしょう。
最後に降格争いですが、
もはや免れそうにないのはヴィッセルとヴェルディだろうか。
神戸はフロントのミスが原因でしょうね、
戦力が不足している中チェコ人助っ人を取ったのが最大のミスでしょう、
名将シャムスカ監督にブラジル人中盤2人を緊急補強した大分トリニータとは
対照的な結果が出そうだ。
一方東京は十分な戦力が揃い、更には
超強力助っ人ワシントン選手を擁しながらこの有り様では
チーム作りの失敗と見るほかありませんね。
どちらも残って欲しいが残すは神頼みか。
投稿者 shiun : 01:37 | コメント (1760) | トラックバック