2006年07月12日
2006-7-10 ジダンのヘッドで呪縛から解かれたイタリアが世界一 2006W杯ドイツ大会 決勝戦
7月10日未明、ドイツはベルリンで行われた2006W杯決勝戦、
両チームの激しい守備とボールの取り合いの中、
1点ずつ取って延長にもつれこんだこの試合、
延長前半、ジダンのパーフェクトなクロスからのヘッドを
イタリア代表守護神ブッフォンが超反応で片手でボールをバーの上に弾き出し、
イタリアの肝を冷やしたジダンは
延長後半、今度はフランスを絶望の淵に追い込む。
イタリアCBでこの日貴重な同点ゴールを決めている、
昔チャンピオンズリーグの準決勝で行われたミラノ対決の時、
ミランのシェフチェンコにはボディブローを叩き込み、
インザーギには金的蹴りを見舞わせた
インテル所属のこの大胆不敵なちょい悪もとい極悪イタリアーノ
長身DFマテラッツィ
彼の挑発に乗ってしまったジダンがマテラッツィの胸にヘッドバッド一発で
レッドカード退場。
そのままPK戦に突入した試合をイタリア代表は、
5人全員きっちり決め、今大会余り出番が無かったこの日延長に入ってから途中出場したトレゼゲがバーに当ててはずしてしまったフランスを下し物にした。
イタリアは24年ぶり4度目の世界一となった!
◆2つの呪縛からの解放
そして長きに渡る
94年アメリカ大会決勝のロベルト・バッジョ、バレージがPK失敗した敗戦に代表されるように、
W杯で一度もPK戦で勝っていない、
そして対照的にPK戦全勝のフランス代表にW杯で一度も勝っていないという
2つの呪縛から遂に放たれた。
大会直前セリエAの八百長疑惑事件もあった、
2002年に負けたヒディンクに当時シミュレーションを取られて退場したトッティがPKを決め一矢報いたこともあった、
そしてPK戦と対フランスという2つの呪縛から放たれた、
思えば
今大会は結果的にイタリアのリベンジのための大会となった。
そしてオウンゴールとPKのわずか2失点、
伝統のカテナチオとカウンターサッカーを最大限に表現したイタリア代表は本当に素晴らしかった。
特に準決勝の地元ドイツとの対戦、
延長後半ラスト2分で取った2点、
ことさら自陣ゴール前でパスカットしたカンナバーロから前線に繋いだボールを追って、
同じく自陣ゴール前から全速力でかけあがって、
ジラルディーノのノールックパスをデルピエロゾーンで受け見事に決めたデルピエロのゴールが、
今大会の象徴だった。
おめでとうアズーリ!
◆ユベントス同窓会
そして決勝戦では
八百長疑惑の一番の渦中にある
ユベントスの現所属選手、
トレセゲ、デル・ピエーロ、カモラネージ、ビエイラ、カンナヴァーロ、テュラム、ザンブロッタ、ブッフォン
の両チームあわせて8人が出場、
さらに元ユベントスの所属選手が、
アンリ、ジダン、ペッロッタ、ピッポ・インザーギ、ペルッツィ
の5人、
元ユーベ監督リッピがイタリア代表監督と
まるでユーベ同窓会のよう。
さらに同じく渦中のACミラン、ラツィオ、フィオレンティーナの所属選手も多数いたことから、
彼らはこの決勝で自分たちは強いんだということを証明したのではないでしょうか。
熱い熱い2006W杯がこのように終わりを告げました。
◆W杯結果
優勝:イタリア
準優勝:フランス
3位:ドイツ
4位:ポルトガル
ベスト8:ブラジル、イングランド、アルゼンチン、(初出場の)ウクライナ
■各賞
得点王: クローゼ(ドイツ)5点
MVP: ジダン(フランス 3得点)
ベストヤングプレイヤー賞(今大会から): ポドルスキ(ドイツ 3得点)
ヤシン賞(大会ベストGK): ブッフォン(イタリア 460分連続無失点記録)
フェアプレー賞: ブラジル&スペイン
ベストプレーヤー:
GK
レーマン(ドイツ)、ブッフォン(イタリア)、リカルド(ポルトガル)
DF
ラーム(ドイツ)、アジャラ(アルゼンチン)、テリー(イングランド)、テュラム(フランス)、カンナバーロ、ザンブロッタ(イタリア)、カルバーリョ(ポルトガル)
MF
バラック(ドイツ)、ゼ・ロベルト(ブラジル)、ビエイラ(フランス)、ジダン(フランス)、ピルロ、ガットゥーゾ(イタリア)、フィーゴ、マニシェ(ポルトガル)
FW
クローゼ(ドイツ)、クレスポ(アルゼンチン)、アンリ(フランス)、トッティ、トーニ(イタリア)
■記録
W杯通算得点新記録: 15ゴール ロナウド(ブラジル 今大会3得点)
大会通じてハットトリック(1試合1人が3得点)なし: 初
1試合のPK戦で3本PKセーブ: 初(リカルド ポルトガル)
1試合4人退場: 最多(ポルトガル2人 オランダ2人)
1試合イエローカード16枚: 最多タイ(ポルトガル9枚 オランダ7枚)
■珍記録
1試合1人にイエローカード3枚: グループリーグ3戦目オーストラリア×クロアチア(CroatiaDFシムニッチに黄紙3枚)
そしてこれからまた各国リーグ、UEFAチャンピオンズリーグ、Jリーグが始まる。
その前にJリーグオールスターがありますね
◆2010年南アフリカW杯
今大会日本代表は
自分たちのサッカーをほとんどやらせてもらえず、
3戦目のブラジル戦で4-1となった後ほとんどボールに触れられすらしなかった。
このような屈辱的な敗退を喫し、
大いに反省しなければなりません。
4年後本大会に出られる保証は何もありませんし、
あのオーストラリアがアジア予選に入ってくる。
中田英寿選手が数日前に電撃引退を発表してしまいましたが、
これでやったぁーー!!ようやくうるさい奴が消えた~!
とかこれでやっと好き勝手できるぞ!となって、
日本代表が今のままの馴れ合い村八分仲良しこよしサッカーをやっていては先が無い。
もっと高いレベルの意識と技術そしてフィジカルを身に付けなければなりません。
そのためにもまずはJから。
余談:
大会通じて、そして決勝でも鬼神の如き働きを見せたブッフォンが、
PK戦では全て逆に跳ぶ姿には、
思わず笑ってしまいました(笑)。
PK戦といえば今大会ではポルトガルのGKリカルドが凄かった!
イングランド戦の3本ストップもそうですが、
リカルドはPK戦では全て相手が蹴った方に飛んでいる、
つまり読みやカンではなく、
全部反応して飛びついているという事、本当に凄い反射神経です。
また、黄健翔氏の実況解説で
イタリアサッカーの化身とまで言われたグロッソは今大会本当に活躍した。
豪州戦のPK獲得、準決勝ドイツ戦の先制決勝ゴール、決勝戦フランス戦のPK5人目をきっちり決め
優勝を勝ち取った!
黄氏もさぞかし大喜びだったのではないでしょうか。
投稿者 shiun : 07:00 | コメント (535) | トラックバック
2006年06月26日
06-6-26 決勝トーナメント1回戦 試合感想 フィーゴ未だ死なず、ドリブラーの勝利、ディフェンダーの必要能力 2006W杯ドイツ大会
ベスト16ともなって、レベルの高い試合が続くが、
とりわけ昨日のアルゼンチン2-1メキシコ、今日未明のポルトガル1-0オランダが素晴らしかった。
◆歴史に残る血戦
特にポル、オラ戦は1-0ながらサッカーの面白さ、激しさ、と全てが詰まった最高の1対0だった。
02年W杯でブラジル代表を優勝に導いたフェリペ・スコラリ監督率いるポルトガル、
対するは伝説のストライカーファン・バステン率いるオランダ、
お互い若手とベテランが絶妙に融合した実力重視のチーム。
マルセロナ、チェルシー、マンU、アーセナル、リヨン、インテル、バレンシア、PSV、アヤックス、リバプール、
と言ったチャンピオンズリーグ常連の錚々たるクラブに所属する選手達による、
この至高の戦いに、お互いの負けられない譲れない激しさが伴った時、(どっちも流血こそしていないが)
正に血を血で洗うW杯史上に残る血戦となった。
◆フィーゴ未だ死なず、ドリブラーの勝利
両チームともに確実なキープ力、ドリブル能力をベースとしたポゼッションサッカーが信条で、
両サイドにワイドに開き、両サイドの強力なサイドアタッカーを中心に攻める形。
(ポルトガルは左サイドにゴールデンジェネレーションの生き残り最高のドリブラーフィーゴ、右に若きトリッキースピーディードリブラーC・ロナウド、オランダは左サイドに高速ドリブラーロッベン、右に同じく左利きのテクニカルかつダイナミックなドリブラーファン・ペルシ)
試合は前半中盤、右サイドのC・ロナウドの3人に囲まれながらのボールキープから、
前のスペースに飛び出したデコに出し、デコがペナルティーエリア(PA)内のパウレタに低いクロス、
DFのマークを受けながらもPAに飛び込んできたマニシェにきちっと落とし、
マニシェが正面のDFを1人をはずし、シュート体勢に入るもDF2人目もシュートキャンセルして、横にさらにワンタッチしてズドン!!
というサッカーのうまみが満載の見事な先制点でポルトガルが先制するも、
試合内容は両方とも粘り強い守備から中盤に預け、サイドに散らし、攻撃を窺う互角の展開。
そして、オランダのDFボラルーズ(ハンブルガーSV)がクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスターU)の腿をスパイクの裏で蹴り、C・ロナウドが腿を痛めた辺りから、
試合は熾烈さを極めだす。
お互い終盤までに2人ずつ退場者を出し、オランダは圧倒的に攻めるも、
ポルトガルはモウリーニョの愛弟子DFリカルド・カルバーリョ(チェルシー)、
GKリカルドを中心とした必死の守りで凌ぎ、そしてしばしば効果的なカウンターを繰り広げ、
そのままタイムアップ。
オランダも素晴らしかったが、ポルトガルは本当に素晴らしかった。
1人少ない状況下でもカウンター時は5人も全速力で駆け上がっていくシーンを見ると、
その闘志とスタミナにはつくづく感心させられます。
そしてフィーゴや交代で入ったティアゴの積極的なドリブル勝負が相手の退場を誘発し、
1人少ない不利な状況を2度もイーブンに戻し、味方には勇気を与えた。
フィーゴ未だ死なず、ドリブラーの勝利だった。
◆これからのDFに必要なこと
この2試合を見て、1番強く思ったことは、
FWもさることながら、日本のDFはなんとレベルの低いことか!
日本のDFは1対1で勝負する自信が無いから、兎に角人数をかけて守る、
そして走力に自信が無いから、裏を取られまいととにかくラインを下げる、
相手ドリブラーに対しては距離を保って下がるだけ。
対して、この試合はDFは1対1で果敢に取りに行く、
そして取ったらスペースがあればそのまま持ち上がる。
日本のDFは自陣ゴール前でボールを取ったり、こぼれ球を拾ったら、
周りの状況を確認する余裕も無く、ひたすらクリア、
で、折角取ったボールをまた相手に渡し、間髪いれずに連続攻撃を食らう。
Jで回りに相手が詰めていないのに焦って蹴り出すDFがなんと多いことか。
メキシコ、ポルトガルのDF、特にメキシコ5番オソーリオ、ポルトガルのリカルド・カルバーリョは、1対1でボールを取ったらまず素早く状況判断し、クリアすべきところはクリアし、そうでない所はキープして、パスすべきはパスし、パス相手がいなくスペースがあったら1人でドリブルで持ち上がる。
オソーリオは1点リードされた状態で右サイドを見事なフェイントでアルゼンチンのソリンを交わしイエローカードを誘発し、リカルド・カルバーリョは一人少ない状況で一番苦しい時に1人でドリブルで持ち上がり、キープして味方に息を整える時間を与えた。
というように一流のDFは自陣ゴール前であっても驚くほど落ち着いてるし、
素早く且つ正確な状況判断をしている。
そして、攻撃陣顔負けの足元のボールテクニックをも持ち合わせている。
DFは強くてタフでハイボールを跳ね返し、確実にクリアという印象があるが、
これからのDFにはそれ以外に走力、1対1(守備と攻撃両方のスキル)、正確な状況判断力、キックの正確性が必要になってくると思う。
とりわけ相手FW1人に寄せられたところで、軽く交わして前に出て行けるそういうテクニックが不可欠、それが出来ないと、ポゼッションサッカーなどは所詮幻想でしかない。
つまりこれからDFにはよりオールラウンドな能力が求められる、
これからはDFの練習はFWとかのほかのポジションをやらせたり、
クリア禁止のミニゲームをしたりする必要があるように思いますね。
投稿者 shiun : 22:42 | コメント (859) | トラックバック
2006年06月24日
06-6-23 2006W杯ドイツ大会 日本×ブラジル 試合感想 日本の弱さ
日本代表お疲れ、ジーコありがとう。
先日、窮鼠猫を噛むを体現して欲しいと書いたが、
猫を噛んでそのまま噛み殺された感じの、
まさに完膚なきまでに叩きのめされたというような敗戦。
もう二度と集まらないだろうと言われているような日本の黄金世代が集結した
このチームがこういう風にやられる試合を見せ付けられると、
日本のサッカーはまだまだだなとつくづく感じさせられます。
ジーコは日本人の特徴を考え徹底的に叩き込むトルシエと違って、
自由を日本選手に与え、自主自立した一流選手になって欲しいと望み、
日本選手を信じ、真面目に日本からブラジル選手のようなスーパースターが現れると期待したが、
残念ながら日本サッカーはまだそこまで至っていないという結果が出た。
この試合でもっとも強く感じたのは、
◆日本の守備って弱いな、とてつもなく弱い、弱すぎる!
最低2点差以上つけて勝たなければいけない試合で、
負けているのにあんなにディフェンスラインの低いチームは日本くらいでしょうね。
あんなに人数かけて引いてるのに、ガンガンチャンス作られては枠内にシュートを打たれる。
川口選手のファインセーブの連続が無かったら、10-0もありえたような圧倒的な差。
1失点目の中澤選手を始めとする日本選手のボールウォッチャーぶりときたら、
Jでも何度もあったがいったい何回ああいうボールぼーっと見て相手FWを見ない単純なミスを繰り返せば気が済む?
ロナウド1人のためにドン引きする守備陣、
ラインディフェンスとオフサイドトラップが理解できないのでしょうか?
低いラインのせいで、いくら前から追っても中盤の広大なスペースを自由に蹂躙される。
その上人数かけて引いてるのに、エリア外のミドルシュートには全然チェックにいかない(いけない)。
Jやアジアレベルとは違うって解ってるはずでしょうに。
◆今回の大会でハッキリした事は、
日本と世界との最大の差はシュート技術から来るシュート精度とシュート力の差。
DFは自分の走力に自信がないから裏を取られまいとできるだけラインを下げたがる。
Jではエリア外のシュートはフリーで打たせても枠に来ない、
来ても1点取られるような危険性のあるshootは極めて少ない。
なのでDFはペナルティーエリア内で引いて守れば良い。
FWのレベルが低いと、DFもレベルが低くなる、DFが低くなるとそれを攻略したところでFWのレベルも上がらない
という悪循環、負のスパイラル。
4年後の南アフリカ大会の予選では、オーストラリアがアジア予選に入ってくる。
◆最後に日本サッカーの将来のために指導者に一言
小学生に100回以上リフティングやらせてる暇があったら、
ひたすら、1対1、ドリブル、シュート、それもフリーな状態のシュートと対人シュートの両方をやらせてください。
採点
川口 6.5 彼のセーブが無ければもっと取られていた。
坪井 5 よく守ったが、チャンスをたくさん作られた。
中澤 4.5 1失点目ではロナウドをフリーにし、4点目はロナウドのミドルシュートをただ見ていただけだった。ラインをあげるべきところではロナウドに引っ付いて1人オフサイド破りをしていた。
加地 5.5 攻撃に守備によく走った、ただあまり通用はしなかった。
三都主 6 よくしかけて、素晴らしいアシストがあった、しかけて取られた後も全速力で必死に戻った。
稲本 5.5 よく頑張ったがずたずたにされた、攻撃では積極的に参加し1点目の起点となった素晴らしい速くて低いサイドチェンジがあった。
中田英 5.5 よく走り回って、ボールを受けに行って、出してと起点となったが、疲れからか残念ながらこの日はパスミスが多かった。
中村俊輔 5 運動量も少なく良い所が無かった。
小笠原 5.5 ボールをカットしていいパスを出したシーンもあったが、あまり目立たなかった。
玉田 6.5 1点目はシュートもさることながらオフサイドラインを気にして、横から入っていく動きも素晴らしかった。中盤に引いてゲームメイクにも参加し、この試合で1番ブラジルに通用していた。
巻 5.5 よく走ってチャンスも作ってシュートも積極的に打ったが、オフサイドの多さが少々頂けない。
途中出場
中田浩 5 守備も攻撃参加もまずまずだったが、ブラジルのカウンターに対応できなかった。
高原 -- 交代後すぐに膝を痛めて評価不能。
大黒 5 前回と同じく、ボールをまともにキープできなかったのが痛かった。
ジーコ 5.5 手は尽くしたが、万事休すといった様子。
投稿者 shiun : 01:50 | コメント (4464) | トラックバック
2006年06月19日
06-6-18 2006W杯ドイツ大会 日本崖っぷち 日本×クロアチア 試合感想 日本と世界との差
連日の熱戦、日本のサッカーと世界の差がまだまだある事が見えてきた。
◆一つは、体力、持続力、走力、これらの基本的能力がまだまだだということ。
対クロアチア戦では日本の選手は
中田、加地、三都主、中澤という
数人を除いて明らかに動けていなかった。
まるで寝起きのようなだるそうな走り方をしていた選手が多かった。
これらはやる気の問題ではないとすれば、基礎能力の問題であるのは明白。
体力がないとサッカーでは致命的。
パス、ドリブル、シュートとあらゆるプレイの精度が落ちるし、
守備でも攻撃でも後一歩が出ない。
◆もう一つは日本は実力がずば抜けている訳でもないのに、
綺麗なサッカーをやろうやろうとし過ぎている事。
攻撃では綺麗に崩すことに心酔し、守備では相手のドリブルに対してズルズル下がる、
戦術的ファウルと言うものがわからないというのか?
ファウルしてでも中盤あたりで止めるべきプレイに対して、
しばしば距離を保つだけで、ペナルティーエリアの中まで簡単に入り込ませる。
その上、今回日本に不運なことに、
オーストラリア戦の試合結果を左右する誤審に見舞われ、
さらに入ったグループリーグがとんでもなくレベルが高かった。
ブラジル代表
は言わずもがなな全員がスーパースターの世界最強チーム。
クロアチア代表
は欧州予選無敗10試合僅か5失点、
B組通過目前のスウェーデンに2戦とも完封勝利していて、
直前テストマッチでも、ブラジルと分けたり、
本大会で欧州予選10試合を僅か1失点スペインを抑えて無敗で1位通過したセルビア・モンテネグロを6-0と粉砕したアルゼンチンに、競り勝っている。
オーストラリア代表
はオセアニア最強、国内のプロリーグが昨年から始まったとは言え、
大量の国立スポーツ学校卒の選手がいてしかも23人中21人が欧州各クラブで主力を張っている。
直前テストマッチでも死のグループと言われたグループCにおいて、アルゼンチンとともに早々に勝ち抜けを決めたオランダ代表と引き分けているし、2004欧州王者ギリシアに勝っている。
そして監督があの相手選手潰しのラフプレイに精神攻撃が大得意のヒディンク監督。
はっきり言って、どのチームも日本より遥かに格上。そんな我らが
日本代表
もコンフェデレーションズカップで2004欧州王者ギリシアに勝ったり、世界王者ブラジルに分けたり、直前テストマッチでもグループAで2試合目が終った時点で既に勝ちぬけが決まったエクアドルに勝ったり、同じく開催国でもあるドイツに引き分けたりしている。
グループC、グループEとともに、
正直言って本大会でもっともレベルの高いグループの一つであると言っても過言ではない。
その中でも日本代表は2戦戦ってよく頑張ったが、結果は結果だ。
とはいえ、日本にはまだ僅かながらにチャンスが残されている、
窮鼠猫を噛むという諺をぜひ体現して欲しい。
あのWBCで既にチャンスの無くなったのに誤審がありつつ大リーグ選抜の野球アメリカ代表に勝って日本を救ってくれたメキシコ代表のように。
採点
川口 7.5 彼のPKセーブが無ければ負けていた。ただ、バックパスを不注意でスルーし危うく世紀的なオウンゴールを生み出していたのとゴールキックに時間を使いすぎて審判からカードを出されるという悪い点もあった。
宮本 4.5 PKを献上し、プレイに落ち着きが見られなかった。
中澤 6.5 最終ラインを動き回り、危険なところを潰し死守した。
加地 7 攻撃に守備によく走った、攻撃時はチャレンジが効果的で、クロスもよかった、柳沢選手が彼の1アシストを消した。
三都主 6 攻撃時上がってこなかったシーンもあったが、全体的によく動き、ドリブルでチャンスを何度か作っていた。
福西 5.5 交代するまでは危ないシーンもあったが前半よく守った。ただ攻撃に繋げられなかった。
中田英 7 攻撃に守備にチームを牽引した。ミドルシュートが特別得意でもないのに3本撃って2本を枠に飛ばし、うち1本相手GKを冷やりとさせた。そして攻撃時の前へのパスの本数も成功数も1番だった、後半疲れからか精度が落ちたが、彼がいなかったら攻撃時、日本には全くチャンスが生まれなかっただろう。
中村俊輔 5 後半玉田が抜け出した1本のパス以外、存在感が無かった。得意のセットプレイも相手に脅威を与えられなかった。
小笠原 5.5 繋ぎ役は無難にこなして、枠内へミドルシュートを1本飛ばすもチャンスメイクが出来なかった。
高原 5 得点、シュートというFW本来の仕事が出来なかった他、ボールをキープ、ポストプレイするのにも手間取っていた。
柳沢 4 彼は終始フィールド上で眠っていた。
途中出場
稲本 6.5 後半からだが、彼が入ってから守備が安定した。守備は素晴らしかった、積極的なチェックとボール奪取、三都主が上がった後のカバー、攻撃時の繋ぎも無難にこなした。
玉田 6 後半20分過ぎからという短い時間ながら積極的に仕掛け、1回良いチャンスを作った。
大黒 5 出場時間が短すぎて本来なら評価不能だが、ボールをまともにキープできなかったのが痛かった。
ジーコ 5.5 何時もと比べ速めに手を打ったが、まだ遅い、ツートップは後半開始時からかえるべきだったが、万が一を考慮して最低でも柳沢は後半開始直後から帰るべきだった。
投稿者 shiun : 19:43 | コメント (4643) | トラックバック
2006年06月16日
06-6-12 2006FIFAワールドカップドイツ大会 日本×豪州 FIFAが誤審認める 日本にPK与えるべき
日本は大人しすぎです、
物分りが良すぎです、
すぐに受け入れて自己批判するのはいいけど、
今回代表は良くやった、圧倒的不利な判定の下豪州の反則ラグビーサッカーに対してラスト9分まで勝っていた。
こういう時くらいもっと喚こうよ、もっと怒ろうよ。
情けない?潔くない?みっともない?見苦しい?
こういう時に何も言わないから
世界で舐められるんだよ。
![]()
ジーグラー部長は1-1の終盤にケーヒルが駒野を倒した場面に言及し「あれは主審の明らかなミスだった」と話した。
この試合でオーストラリアGKは12日に、中村が挙げた日本の先制点について、エジプト人主審が日本の反則を取らずに「誤審を犯したと語った」と話していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060615-00000009-kyodo-spo
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20060615-00000007-kyodo_sp-spo.html
http://www.sanspo.com/soccer/06worldcup/news/w0614sokuho019.html
FIFAが誤審認める 日本にPK与えるべき
![]()
2点決めたケーヒル、見逃してもらったレッドカード1枚目、この時点で日本1点リード
![]()
2点決めたケーヒル、見逃してもらったレッドカード2枚目+PK、この時点で同点
アブドルファタハ主審(エジプト)が、日本の先制点を認めたことについてオーストラリアに謝罪したとの報道に対し、「試合中も試合後も、この件について全く話をしていない」と真っ向から否定した。
ゴール直後にオーストラリア選手に抗議を受けたが、「これは正しいゴールだ」と明言
http://germany2006.nikkansports.com/local/f-sc-tp5-20060614-0060.html
主審が謝罪報道否定「俊輔ゴールは正当」
>オーストラリアGKは12日に、中村が挙げた日本の先制点について、エジプト人主審が日本の反則>を取らずに「誤審を犯したと語った」と話していた。
嘘吐きもヒディンクマジックですか?
http://www.excite.co.jp/News/sports/20060616093600/20060616E50.018.html
日豪戦の誤審問題、川淵会長は受け入れ意向・・・・・・
http://www.excite.co.jp/News/sports/20060616143036/JAPAN-217605-1_story.html
ジーコ監督、FIFAの誤審認める発言に怒り
川淵キャプテン、全力を尽くしてくださいよ、楽な方へ楽な方へ行くなよ。
投稿者 shiun : 00:48 | コメント (2992) | トラックバック
06-6-12 2006FIFAワールドカップドイツ大会 日本×豪州 回顧 大久保さんが日本×オーストラリア戦を見ていたら・・・
知将ヒディンク、2002年のやり方に
味を占めたのか同じ手で挑んできた2006年W杯、
まんまと嵌められた我が日本代表。
よく言えば人の良い、悪く言えば大人しすぎの
決して相手の悪口を言わない日本代表選手。
代表落ちした上に1年間スペインで
鬱憤が貯まりに貯まったであろう大久保さんが日本×オーストラリア戦を見ていたら、
きっとこうなっていたでしょう・・・
投稿者 shiun : 00:23 | コメント (1305) | トラックバック
2006年06月13日
06-6-12 2006FIFAワールドカップドイツ大会 日本×豪州 試合感想
遂に始まったW杯、熱いですね。
そして訪れた昨日の日本×オーストラリア戦、悔しいの一言すね。
消極的な攻撃陣、シュート意識の足りなさ、
ゴール前の余裕の無さ、
低レベルな主審、調子にのったのか川口選手のあの飛び出し、
あそこであの交代・・・
悔しい
あそこで玉田を出したら勝てたよ、
大黒でも、稲本でも多分勝てたよ、よりによって小野、
小野選手は上手いがあの流れでは期待できる働きは何もないよ。
肝心な所で読み間違えたのかジーコ監督・・・
それにしても、改めてサッカーの本質はシュートだなと
再認識させられる試合だった。
今大会でもラーム、フリングス、ロシツキー、ピルロと
素晴らしいシュートの数々が試合を決めてきた。
日本はというと繋ぎで力を使いすぎて、ゴール前では余裕がなくなり、
フィニッシュも落ち着きがない。
その最たる例が
後半、ロングボールを柳沢が追って
豪州GKがクリアしたボールを拾った高原がワントラップ後、
GKが戻りきれてないのにすぐに撃たないで、
ドリブルでゴールに近付いて結局相手DFに弾かれたシーン。
シュートに自信がないからより確実に、
よりゴールに近付いてからという心理が働く。
シュートに自信が無いから、
ペナルティーエリアに入ってもパス相手を探す。
オーストラリアとの最大の差はずばりシュートの上手さ、
ミート力!
豪州の選手はインステップで撃ってないのに、
シュート時は”ポン”とか”ドン”!!日本は音がしない。
豪州の選手のシュートは芯を捕らえていて体重がのっているということだ。
そして、今大会からの新公式球、
日本の企業が開発したというあのボール。
特殊な技術で従来のボールに比べ使ってる皮の枚数が減り、
パワーがより伝わりやすくなったというあのボール。
サッカー界的にはいい事かもしれないけど、
日本にとっては、
結局相手に塩を送っただけなんじゃないの?
日本代表はもともとシュート打たないし、
撃っても枠行かないし、この新ボールの恩恵を殆ど受けられないのよね、
で、対戦国はシュートが上手い、つまり相手をより危険にさせただけ、
まさに鬼に金棒。
とは言っても、ドラマの始まりに相応しい舞台が整ったので、
思えば今年3月のWBCでも緒戦審判の誤審で勝ち試合を落とし、
その後も色々あったが、結局一団となって奇跡的に優勝出来たのだから、
代表選手にはぜひともこれまで以上のサムライ魂を見せて欲しいものです。
後はやるかやらないかだけです!

