2006年06月29日

06-6-28 夜中の絶叫 イタリア万歳に中国が騒然 イタリア×オーストラリアを巡って

ベスト8が揃い、W杯もいよいよ佳境に入ってきましたが、

中国 7 - 0 香港 クウェート 6 - 1 マレーシア


最終戦
中国 7 - 0 香港

クウェート 6 - 1 マレーシア
と大勝しながらもクウェートもきっちり大勝してと、
惜しくも(?)クウェートにポイント得失点ともに並び、総得点でわずかに1点競り負け 、W杯1次予選で早々にW杯の夢が消え去った中国、

その中国ではさぞかし盛り上がらなくワールドカップ(W杯)を淡々と見ているのだろうと思いきや、



いやいや、そうじゃなかった!



それどころか




実に熱いようだ。







日本でも

時たま興奮の余り何を喋っているの(いや、叫んでいる)かわからないお方や、

ひたすら選手名を連呼するお方、あるいはゴールの際にはゴールを十数回か数十回も絶叫するお方

というような、

やかましいと抗議を受けかねないサッカー実況の方や解説者の面々 が時々 いらっしゃいますが、



しかしそのほとんどは我が日本代表が絡んでいる試合なのだから、日本を応援する気持ちが強いが余りについ我を忘れやってしまったことでしょう。







先ほどの話題に戻りますが、

中国にも実に熱いサッカー解説者が居たようだ。





事の発端はW杯の決勝トーナメント1回戦、

日本代表を押しのけ32年ぶりの出場にしてヒディンク監督に率いられベスト16入りを果たしたオーストラリア(豪州)対鉄壁の守備を誇るカテナチオの伝統国イタリア(伊)のこの1戦の

終了間近のロスタイム、イタリアの左サイドバック(SB)が豪のペナルティーエリア(PA)内で倒されPKを得た時のこと、





時は日本と時差わずか1時間の真夜中、

耳をつんざくような絶叫が中国国内放送のオーストラリア対イタリアの試合をLIVEで見ていた家のテレビ画面から聞こえたと言う、

その声を聞いた人間の中には「何事だ?この世の終わりか??!」と思った人間さえ居たらしい。







声の主は中国中央電視台(中国中央テレビ局CCTV)



国内No.1との呼び声高い人気サッカー解説者(実況も兼ねているのかも)



こと 黄健翔氏 だ。











氏はイタリアのPK獲得を境に、ボルテージが上がりに上がり、次々と口から絶叫にも似た声で言葉を連射し、その内容は解説の職務を完全に放棄してイタリア贔屓の一方オーストラリアには「国に帰れ」などの公共放送の解説者がおおよそ口にするとは思えないような一方的な内容の言葉を連呼。







直後から、



「典型的イタリア式勝利、非典型的黄建翔式解説。」

「黄建翔は狂ったのか??」

「信じられないくらい偏向した解説。」

「夜食のラーメンを喉に詰まらせて殺す気か!」

「イタリアが勝った、黄建翔は気がふれた、中国サッカーは今一度負けた。」











テレビ局にも、ネット上でも次々と抗議の声が殺到、

解説者を辞めてしまえとの声が多数で、署名集め運動にまで発展。







一方、その声と解説があまりにも衝撃的だったのか、

各メディアはこぞって報じ、

氏のこの一戦の問題箇所の解説の声を携帯用着メロにする人間が続出し、

氏の声を加工配布するネットユーザーも続出するなど、

事態は混迷を極め、過熱する一方。













http://chinanews.sina.com/sports/2006/0626/

10281338099.html


新浪スポーツニュース

イタリアロスタイムのPKで勝利 黄健翔世にも珍しい解説





http://2006.163.com/06/0627/03/

2KJGEF9Q00321V4H.html


网易NETEASEネットイージースポーツニュース

黄健翔激情咆哮 イタリア万歳





黄健翔氏の実況解説テキスト版

トッティ、ブッフォン、かわせ!!

 入った、イアキンタ、PK!PK!!ペナルティーキック!!!

 やったグロッソ!グロッソがやりました!!



 オーストラリアに如何なるチャンスも与えない。

 彼らは早めに家に帰る用意ができるぞ!

 偉大なイタリアの左サイドバック!

 彼はイタリアの栄光の伝統を引き継ぎ、

 ファケッティ、カブリーニ、マルディーニは

 この一瞬彼に加護を与え、

 グロッソただ1人、彼はイタリアサッカーの

 悠久の歴史と伝統の化身と化し、

 この一刻彼は1人で戦っているんじゃない、

 彼は一人じゃない!!



相手ゴールキーパー(GK)は大陸間プレイオフでPKを2本ストップしている、
 
しかし相対するトッティは微笑んだ。


 PK入ったーーー!!ゴーーーーーーーール!!!

 イタリア勝った!オーストラリアを打ち負かした!
 オーストラリア代表はもう家に帰ってもいいぞ、

 イタリア代表は再び
 ヒディンクの率いるチームに負けはしなかった。



 偉大なるイタリアの左サイドバック 

 パオロ・マルディーニ 今日誕生日おめでとう!!

 イタリア万歳ーーーーーーーー!!!

 偉大なるイタリア、イタリア人の希望、

 このPKは理論上取れない必殺。

 絶対なる死角、イタリア代表はベスト8に進んだ!



 この勝利はイタリアの物、カンナバーロの物、

 ブッフォンの物、マルディーニの物、

 全てのイタリアサッカーを愛してやまない人の物だ!!



 オーストラリア代表は後悔するかもしれない、

 オーストラリア代表はもう家路につかなければならない、

 もしかしたら彼らは遥かなるオーストラリアに帰らなくても良い、

 彼らは家に帰らなくてもいい、

 なぜなら、彼らの多くはヨーロッパで暮らしているから、

 さよなら!








http://2006.163.com/06/0628/13/

2KN56FR800321QNJ.html


http://wms1.bn.163.com/sports/06/worldcup/

mp3/0628/hjx_rock.mp3


黄健翔 イタリア×オーストラリア戦 熱狂的解説 

ロックバージョン ダウンロードDL


http://2006.163.com/06/0628/04/

2KM7BJM100321QNJ.html


http://wms1.bn.163.com/sports/06/worldcup/

mp3/0627/sichuannv.wma 5四川女声版

http://wms1.bn.163.com/sports/06/worldcup/

nf/wangqinwen/vv06062702.WMA 14広東お嬢誘惑版

http://wms1.bn.163.com/sports/06/worldcup/

mp3/0627/hunan.wav 15湖南版

http://wms1.bn.163.com/sports/06/worldcup/

mp3/0628/guangdongnan.wav 16香港語(広東語)版

黄健翔 イタリア×オーストラリア戦 熱狂解説 

中国各地方言バージョン ダウンロードDL




http://cimg3.163.com/sports/sports/hjx.swf

黄健翔超級解説FLASHフラッシュ再現





※いないと思いますが、怖い物見たさでダウンロードしたいという方は

上のリンクから下載を探してダウンロードしてくださいね。

なお、音量にはぐれぐれもお気をつけください。















そして、黄建翔氏は報道関係者に対して口を開く。















http://2006.163.com/06/0627/01/

2KJAGM6900321VAP.html


私も人間だ 情がある 

オーストラリアに勝ち進んで欲しくなかった




http://news.21cn.com/luntan/retie/

2006/06/27/2628174.shtml


名解説曰く 私は心からオーストラリアが嫌いだ



黄健翔曰く

「その時私はグロッソの突破の状況から、これは異議の申しようの

無いPKだとはっきり見て判断した。主審がペナルティスポットを

指差した時、私は興奮してテーブルを叩いて思わず立ち上がった。

当時何を喋ったのか自分でもわからない、ビデオを見て始めて

わかるだろう。

 私ははっきりと憶えている、1981年に中国のスペインW杯出場を

阻んだヨーロッパのクラブチームでプレイしニュージランドの国籍を

持つニュージーランド代表を、彼らのサッカーとそっくりだ。

はっきり言って、私はオーストラリア代表が好きじゃない、当時の

ニュージーランド代表のようなチームの勝利が見たくなかった。

だから私はその刹那、心の中に蓄積した鬱憤を全て発散した。

 私はイタリアの勝利を喜んだ、長年セリエAに注視し解説もしていた

感情以外に、オーストラリアの後半の戦い方にも失望していたから。

イタリアが守らざるを得なかったのは一人少なくなったから、しかし

彼らはそれだけじゃなかった、逆にオーストラリアは慎重で守備重視

だった、だから私はオーストラリアが勝ち進むのを見たくなかった。」



氏曰く

「私も人間だ、感情がある、私はロボットのように無感情ではいられ

ない。

 私が心からオーストラリア代表が好きじゃないのは、

彼らがアジアサッカー連盟(AFC)に加盟することを選択したこと

にも起因する
2009年のアジア枠は4.5枠だが、けれど誰もが

実際は3.5しかないのをわかってるはずだ。オーストラリアが

必ず席を1つ取ってしまうからだ。


 アジアではもしかすると日本、韓国、イランはオーストラリア

なんか怖くないと思ってるかもしれないが、しかし我ら中国代表

は彼らに勝てないだろう、豪州が中国に勝つのは掌を返すが

如しだろう。これは我々がW杯に出るチャンスを奪ったに等しい。

だから私はなおさらオーストラリアに今日の試合に勝って

欲しくなかった。








そしてどうやら、2002年の日韓共催W杯でのイタリア×韓国戦も

解説していて、その試合を見てからヒディンク監督には良い感情

を抱いていないらしい。







また、こういう風刺画も掲載されている。

韓国サッカー風刺画


左:

2002W杯ベスト4

絶対的な公正は無い!

たぶん・・・あるいは・・・

許すべき・・・・・・・審判の誤審を



右:

2006W杯グループリーグ敗退

サッカーの名において!

公平正義を叫ぶ!

再試合を要求する



下:

人としてこんなんじゃだめだろう”韓国サッカー”!



http://2006.163.com/06/0626/21/

2KIRFIJ200321TMT.html



内容は

6月26日のニュース。

スイスに負け、ドイツW杯敗退が決まった後、

韓国メディアは敗退の責任を審判のせいにし、

スローリプレイがはっきりと主審がフレイのゴールを認めた判定

が正しいことを示しているにもかかわらず、

韓国サッカーファンは依然と諦めず、そして100万余りのファンの

支持を得て、再試合を要求する申請を既に提出した。

自分たちの不満を表す為に、韓国ネットユーザーは

FIFA公式サイトに集団攻撃をしかけたりすらした、

おかげでFIFAは掲示板を閉じざるを得なくなった。







我が日本代表もオーストラリア代表の強さ・タフさの前に、

苦杯を舐めさせられましたが、

それでもこれほどまでに強くオーストラリア代表の敗退を望む人は

あまりいなかったのでは?

黄氏はよっぽどイタリア代表が好きで、

ヒディンク監督と豪州の勝利が見たくなかったのでしょうね。



関連記事:FIFAが誤審認める、日本にPK与えるべき

大久保さんが日本×オーストラリア戦を見ていたら・・・







翌日、当人は自身のブログで謝罪をしたが、

http://blog.cctv.com/huangjianxiang

黄健翔BLOG





「兄さん、早くまたその声を聞かせてくれ!」

「俺は支持する、王氏の解説が一番だ!」

「あんたは正しい、謝罪の必要は無い!」

「間違いは誰にでもある、辞めないで!」

「男たるもの、認めるものは認めそして今は耐え忍ぶのだ!」

「中国に今必要なのは王さんのような激情溢れるサッカー解説者だ!自分の考えとは裏腹な受けの良い解説だけする者はもういらない!」

「貴方は中国のサッカーの王様だ!中国の選手は誰もその資格が無いが、貴方こそ相応しい!」







とブログには熱くそして暖かい応援のコメントがが殺到、







その後もネット上では批判と応援が5分5分の勢いで、

熱く議論を展開、未だ事の収拾がつかない様子。

http://www8.tianyaclub.com/index.asp?idwriter=0&key=0&vitem=sport

議論掲示板群サイトは余りのアクセス数にサーバーが一時パンクした。








W杯には出られなかったが、

しばらく中国はW杯ともどもこの話題で熱い日々が続きそうだ。




投稿者 shiun : 07:36 | コメント (5845) | トラックバック